最後の宣告

日曜日です。
自室のエアコンにおやすみモードなる設定があって、ボタン押して設定しといたら1時間後に自動で電源が切れてくれる機能なので毎年夏場は活用しているわけです。でも今年の夏はちょっと手こずってる。例年なら就寝後の1時間だけ冷房の力を借りさえすれば朝までぐっすり眠れてたんですけど、ここ何日かは朝の4時半とか5時半とかに暑さで目が覚めてそのまま寝付けない事が続いてて、その寝付けない時間のちょっとちょっとがじわじわ蓄積されてる感があってですね。おかげで朝から晩まで眠いみたいな事になるしなんなら昨日の夜は21時の時点で既にうとうとしていた。お子様か。
朝目が覚めた時点で冷房つければ良いって思うじゃん?いや出来る事なら朝は窓開けて換気したいんだ。そんで朝ですでに明るいとはいえ窓開け放したままでぐうぐう二度寝するのはさすがにちょっと抵抗あるんだ。どーしろって言うんだ。一番手っ取り早いのは換気を諦める事か。いや眠気を受け入れる事の方がもっと簡単だ。お子様と呼ぶがいい(どうした急に)。


昨日は数か月ぶりに会った友人とポケモンの映画を観に行ってきました。ゲームもアニメもひっくるめてポケモンいっさい通らずに育った奴なので、映画どころか映像作品自体初めてでした。なるほどなと。
サブタイトルにある通りほんとに「みんなの物語」だった。老若男女さまざまなキャラが登場する群像劇で、ひとりの勇気が他の人や周囲のポケモン達にちょっとずつ影響を与えたり背中を押したり。ちょいちょい見たことある子達がいるなあって思ったのと、あとやっぱりピカチュウさんの一挙手一投足がすさまじくかわいかった…。サトシを揺り起こそうとする場面の動作の愛らしさよ。わたしの肩にも乗ってくれ!って観終わった後にめっちゃ思ったんですけどピカチュウさん体重6kgあるそうで。6kgて。心が折れた。
映画館の音響で聴くポルノグラフィティの新曲『ブレス』もとても良かったです。コナンさんの映画の主題歌だった時以来か。エンドロールの映像が歌詞を踏まえて制作されたのかな?とも思える仕上がりで、1番サビと大サビで映像と歌詞の組み合わせに胸を打たれもした。ありがとうございました。
映画が終わってからはおやつを食べに行くために友達がお店を予約してくれてたんですけどその時点でまだ1時間ぐらい余裕があって、とりあえず暇潰しにと近くの建物に入ってうろうろしてたんです。入ったことない場所だったから新鮮な気持ちでエスカレーターぐるぐる昇ってたら本屋さんを発見して、入って少し奥に進んだところで好きな作家さんのサイン本を見つけてへんな声が出ました。びっくりした。書店に置く用のサイン本を拵えたりするような方だと思ってなかったから出会いがほんとうに意外だったというのもある。最後の一冊だったから即座にレジへ向かいました。ありがた嬉しい。お会計が終わったところであと10分ぐらいになってたからそのまま離脱したんですけど、たまたま見つけたその本屋さんそこそこ広かったし入り口横のいろいろ積んであるスペースも興味深い品揃えだったのが印象的でですね。渋谷はいまだに馴染みの薄い街だけど、次はここを目当てに遊びに来るのも悪くないかなと思った。涼しくなったら再訪したい場所ばっかり増えていく。
その後に食べたおやつがどれもこれも美味しかったのと突然のサプライズが待ってたのとでだいぶ動揺しつつ楽しい時間を過ごしました。いま思い出したけどポルノさんファンの子なのにポルノさんの話あんまりしなかったな。推しが卒業を発表してしまった…ってわたしが話す時間の方がおそらく長かった。最初のきっかけはポルノさんで、それからそのままそんなテンションで繋がっていられるのをありがたいことだと思う。
そういやおやつ食べたお店が入ってた建物の中にもブックカフェがあってそわそわしたんだった。大通りしか歩かずにここまで来たから脇道にそれる面白さを今になって思い知ってる。
花火観に行くとか海に行くとかそういう夏ならではの体験は全然してないけど、これまだ人生で一回もやったことなかったなあって事をちょっとずつ掴んでいってるのでこれはこれで良いかなと思う。平成最後の夏だもの。スカイツリーもすごく楽しみです。やほほ。