君と話がしたい

これまでに読んだ中で好きな短編小説を10篇選んでみようと唐突に思い立ったけれど、国内作家と海外作家に分けないと無理だなっていう結論に6秒後ぐらいに至りました。そしてどれくらいのものを短編と呼んでどれぐらいから長編と呼ぶものなのかもよく分かってない。谷崎の『春琴抄』は短編ですか?村田沙耶香コンビニ人間』は?いしいしんじ『トリツカレ男』や又吉直樹『火花』やイアン・マキューアンアムステルダム』やカミュ『異邦人』は??本棚を眺めて目にとまった薄い文庫本の題名を手当たり次第に挙げてみました。漱石の『夢十夜』なんて十夜分全部まとめてひとつの短編と呼んで良いものか悩んじゃいますね。わたしは一夜と三夜が好きです。

そんでもって今日は日曜日。快晴だったので洗濯機を3回まわして干してついでにさらっと衣替えもしました。終息したらあれもしたいあそこも行きたいなんて思い巡らす日々をずっと過ごしていたんですけど、これからやって来るのは終息後の世界ではなく地続きのその後の世界なんだなと実感させられる出来事が先日ありました。ささやかな事だけどわたしには重大。本気で引っ越しを検討しないといけないなと思いつつおうちで過ごす日々です。いつだって生かされているのだと正しく伝わりますように。