そういう話を君としたい

自宅から駅まで歩く道の途中にある駐車場として使われてる空き地にいつの間にやらナガミヒナゲシが満開になっている事とか、その駐車場の道路挟んで向かいにあるおうちは去年出来たばかりの新築なのだけどお庭が来年あたりにはナガミヒナゲシに侵食されてるんじゃないかと勝手に心配している事とか。あと駅から職場まで歩くルートを最近なんとなく変えてみたらお花屋さんの前を毎朝通るようになって、朝もまだ早い時間だから開店前なのだけどそのガラス張りのお花屋さんの店頭に置かれている花がいっつも見事で毎朝ついつい目が行く(ちょっとしたバケツぐらいの直径の花瓶いっぱいの薔薇、両手でも抱えきれそうにない量の百合、あと名前がわからないけどダリアみたいな花びらの形をした花たくさん。どの花もとにかく量が多い)事とか。職場近くにある桜の木が沢山ある公園が新緑の季節到来って感じの鮮やかな緑色をしていて見てるだけでも清々しくて、こないだ読んだ本で「お花見の次はお葉見」ってあったなって思い出す事とか。職場と帰りの電車の中と帰り道と、全部違う場所なのにその全部で同じ人のお名前が話題に出るのを耳にした事とか。なんかそういう、ツイートしようかなと思ってでも結局なんとなく思いとどまったり時間がなくて出来ないままだったりした諸々が自分の中に地味に蓄積されてます。これこのまま放っといたらまた頭の中が騒がしい事になるのかな。知らんけど。堆積して埋もれて苦しいのとどっちがマシかな。どっちもどっちや。
最近はようやく新年度のゴタゴタが落ち着いてきて時間に追われないペースで仕事ができるようになってきたり1年ぐらいぶりにOJT担当してて初々しい眩しさに目を細めたりペルソナ5のアニメを毎週楽しみにしてたり海か絶景を見に行きたくて往復の電車のルートを調べてみたりゴールデンウィークに何読もうかなって本気出して考えたりしています。ものすごく平和。今日の午前中の雨すごかったなトーキョー。今となってはもう上京してからの時間の方がずっと長いのに、それでも高松で過ごした3年2か月が特別に印象深いのか未だにざあざあ降る雨に物珍しさを感じるわけです(日本で一番降水量の少ない都道府県らしいのよ香川県)。昨日の夜のわりと遅い時間に本格的に降り始めたんだっけ。昨日は仕事終わって電車乗って最寄り駅から家まで歩く間に小雨とも呼べないような僅かな雨がぱらぱら降ってて、おなか空きすぎて走る気力が無いのに傘持ってなかったから頼むからもう少し降らないでくれって念じながらてくてく歩いて帰ったものでした。無事間に合った良かった。
月曜日に参戦した八王子公演の感想をちまちまと書いているんですが、ポルノさんのライブに行くようになって初めて開演に間に合わなくて途中入場することになったライブという事が多大に影響してるみたいでなんか全体的に文章が暗いことになんだかなあと思っています。なんだかなあ。ライブのセットリスト1曲目の歌を今朝再生したけどこみ上げるものがあって全部聴けなかった。週末までになんとか整理したい。こないだ読んだ記憶に関する本で、嫌な思い出は一度だけ言語化して二度と語らないのが最良って読んでなるほどなあと思ったのが記憶に新しいけどでも別に嫌な思い出じゃないんだよな。扱いが難しいだけで。せめてちゃんとしまってあげたい。あのライブもまた一回しかない掛け替えのない時間だったのだし。