終わりのその後
やって来ることを疑いもせずにいた明日が来なかったのは初めての経験でした。
明日使うために買い足しておこうとお迎えし
たグッズとか、あの演出は明日の席ならもっとステージ全体の様子を確認できるんだなあと抱いた期待とか、今日は無理だったけど明日こそはと胸に抱いた野望とか。そういうもの全てが絶対に叶わなくなったことを突きつけられた。持って行き場のないまま宙ぶらりんになってる気持ちを胸に抱えて日常に戻ってきてしまったけど、ああいうかたちで迎えた終わりを受け入れられる日がいつか本当に来るのだろうか。今はまだ信じられずにいる。
という感じで振り返ってたら続報が来ました。
ひとつひとつを大切にするのだ、と思い知った。今回の件があった事でそう考えるのは想像力の無さのあらわれでもあるけど。音楽がいつも当たり前に傍にいてくれるからといって、ライブという一期一会の瞬間も同列に考えてはいなかったか。省みた。胸に刻んだ。
まだもう少しだけ続く。ありがとう。